TEL. 03-3805-0522
〒1116-0014 東京都荒川区東日暮里1-2-3
モルフォダイナミクスはフェーズ1の「胎生学」を概論として、受精後からおよそ40日に亘る胎生期の間に、どのような力学的なフォースが我々の身体全体の成長に影響をあたえているのか、ブレヒシュミットの「バイオダイナミクス」的な観点から捉えていきます。
そしてその後に各論として、下記のように展開しております。
*セミナー受講の順序は特に規制はありません。どのセミナーから受講されても結構です。
*フェーズT
胎生学 概論
*フェーズU
頭蓋領域のオステオパシー
1.脳機能神経学
2.頭蓋骨学:脳頭蓋
3.頭蓋骨学:顔面頭蓋
*フェーズV 循環器系オステオパシー
1.身体の脈管系
2.心臓アドバンス
3.脳の動脈系
4.脳の静脈系
*フェーズW 内臓オステオパシー
1.内臓 総論
体表解剖学、大腸
2.生殖器、泌尿器系
3.小腸、腹腔系
*フェーズX 婦人科系オステオパシー
オステオパシーの創始者、A.T.スティルのあまりにも有名な言葉です。
しかし、残念なことにA.T.スティルはその動脈の具体的なルールを我々に残してはくれませんでした。
ですから、私は独善的にそのルールを設定しました。
我々の、手足、筋肉、骨格、腎機能などはすべて中胚葉由来の組織です。動脈・静脈もまた、中胚葉由来の組織に他なりません。
しかし、動脈・静脈は、他の中胚葉由来の組織と異なる事があります。
筋・骨格系や、腎臓、生殖器系の組織はすべて原腸陥入によって形成されることにくらべ、動脈・静脈の組織は最初に母体からやってくるということです。
最初の血芽組織は臍帯を通って母体から流入してきます。
だからでしょうか?我々は往々にして血縁類者に対して「血を分けた…。」という表現を使いますね。
ですから、中胚葉由来の組織のなかでも、動脈・静脈は独特の地位にあるようです。
我々が患者様の筋骨格に対して意図的にアプローチしようとしても、なかなか患者様の筋骨格系は我々の言うことを聞いてはくれません。しかし、我々が患者様の動脈にアプローチして、それらを我々の手の内に入れてしまい、動脈・静脈を味方に引き入れてしまうと面白いように患者様の筋骨格系は我々の意図を汲んでくれます。
動脈を使って他の組織にアプローチする。
これは非常に有用な方法に他なりません。
〒1116-0014
東京都荒川区東日暮里1-2-3
TEL 03-3805-0522
FAX