MORPHODYNAMICIS

フェーズ�W：内臓オステオパシー

2.泌尿器・生殖器系　

【日時】
2023年
8月5日　15：00〜20：00
8月6日　09：00〜17：00

【場所】

東京　三ノ輪　
みづほオステオパシー内

【コンテンツ】
内臓オステオパシー�Uでは、主に骨盤内臓器に対する解剖学的・発生学的なアプローチを行います。

骨盤内には内胚葉系の組織である「小腸」「大腸」「膀胱」が。
そして中胚葉系の組織である「腎臓」「尿管」「精/卵巣」「子宮」「前立腺」などが収納されています。
我々の身体には「排便」「排尿」「生殖」と、三つの排泄孔があります。しかし、例えばニワトリなど鳥類には一つの排泄孔しかありません。
我々も同様に胎生期には一つの排泄孔しか存在しません。

一つの排泄孔が、成長に従い、直腸と膀胱に分離し、その間に生殖のための組織と孔が形成されます。腸管と泌尿器系との分離です。これを完成させるには、それに連なる導管の付け替えが必要になります。例えば、腸管から総排泄膜を境にして前方に展開した内胚葉系の組織である膀胱には中胚葉系の組織である後腎からの尿を送る導管（尿管）が必要になります。

また、ヒトの生殖器系は廃用された泌尿器系の組織を再利用して発達しますので、泌尿器系の成長とともにリンクして考察すると理解しやすいです。
このように、骨盤内の臓器の発達は非常に複雑で、それをリードする発達のフォースも複雑な動きをします。

当セミナーでは、個々の臓器の発達の仕組みを詳細に確認し、そのフォースを如何にして治療に役立てるかを考察していきます。

また、婦人科系の臓器に関するコンテンツは基本的には女性限定のセミナーになりますが、今回は男性同士でもできる限りの実技を踏まえて、婦人科系の組織の詳細な解剖と、その成り立ちを考察していきます。

1.なぜオステオパシーが婦人科系の諸問題に有効なのか？ 　
＊二次性徴と成長痛 　
＊卵巣の発達：循環障害 　
＊妊娠・出産 　
＊生殖器系の支持力の低下に対するオステオパシー的アプローチ 　


2.生殖器の発生学 　
＊男女の生殖器の差異。違うようで違わない男女の生殖器 　
＊卵巣と精巣の発達の相違。

3.基本的な骨盤内の解剖学 　
＊子宮は体幹の中心軸 　
＊骨盤内の三つの支持層 　
＊骨盤内臓器と腹膜の関わり合い 　
＊小骨盤腔のレールウェイ 　
＊子宮支持組織と股関節の関係性
＊卵巣の支持組織 

【実技】
□膀胱と腹膜性骨盤隔膜との切り離し。
□膀胱前靭帯のリリース
□腎臓のリリース
□尿管のウィークポイントのリリース
□クライエット靭帯のリリース
※腹膜と尿膜由来の結合組織：ダグラス窩への介入
※子宮頸部のバランシング
※子宮の軸バランス 　
　・股関節からの横軸に対するアクセス法 　
　・骨盤筋膜腱弓からの縦軸に対するアクセス
※骨盤底筋のリリース
※骨盤底筋深層と浅層　会陰腱中心
※卵巣へのアクセス法

口頭でのお申し込みは一切お受けいたしておりません。お申込み、お問い合わせは、フェイスブックにて友達申請をしたのち、メッセンジャーにてご連絡ください。



若しくは直接下記アドレスまでメールでご連絡ください。

kazumizuho@yahoo.co.jp

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