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婦人科疾患の手技療法。みづほ整骨院です。

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婦人科の為の手技療法 みづほ整骨院

すべての女性の為に

  女と男のからだの違い

男性と女性では、からだのつくりや身体の成長・発達に違いがあるように加齢に伴って生じる心や身体の変化にも違いがあり、かかりやすい疾患や疾患の進行のしかたにも違いがあります。男性には男性に適した、また女性には女性に適した生涯にわたる健康支援が必要です。


上の図をご覧ください。この様に男性と女性では骨盤の形状が大きく異なります。
女性の骨盤は横に幅広く、上下の長さが短く。
男性では逆に横幅が狭く、上下の長さが長くなります。
女性の骨盤がこのように横に広く、懐が深いのは、この骨盤の中に赤ちゃんを一定期間納めていなければならいからです。

上の図で赤い丸で囲んだ所が足の付け根になります。
大腿骨はまっすぐに骨盤に付いているわけではなく、付け根のところで125度曲がってから骨盤に付着します。この曲がりを頸腿角といいますが、この頸腿角は年齢と共に減少していきます。

この股関節こそ、女性の身体構造の中で最も女性らしい、そして女性にとって厄介な存在かもしれません。

立ったり歩いたりしているとき、両足の架かる荷重は股関節を介して骨盤にかかります。その骨盤の力学的な中心とは、子宮にほかならないのです。(男性の場合これが前立腺にあたります)



骨盤の中心は厳密にいうと子宮峡部になりますが、子宮は常に骨盤の真ん中に鎮座していなければならにのです。

歩行時、私たちは自然と手の振りを足の運びと同調させて歩いています。
骨盤もこれと同じように、子宮を中心に左右の腸骨が左右交互に逆に捻じれながら動いています。
これによって我々二足歩行の人類は、子宮を安定させて身体を動かすことが出来るようになりました。

下の図のおもちゃは人間の両足と、骨盤の中を通る靭帯、そして子宮を表しています。
両側のフレームは左右の足を表しています。そして真ん中に吊るされた人形は子宮です。骨盤隔膜と股関節の位置関係が人間より大きくなっていますが、ご容赦ください。





下の図のように、股関節や骨盤が正常であれば子宮を支えている靭帯や筋肉には健全なテンションがかかり、問題はありません。
また、子宮を支えている靭帯に健全な張りがあれば股関節や骨盤は正常に作用します。



しかし…
子宮が正常な位置を逸脱したり、子宮を支える靭帯に健全な張りがなくなると…
股関節は硬くなり、膝は外に向いてしまいます。これでは膝に負担がかかるばかりです。




骨盤がずれたり、股関節が硬くなると、子宮を支える靭帯や筋肉の緊張が低下して、子宮や卵巣の位置が変化してしまいます。具体的には支持力が無くなってくると子宮は下に下垂します。そして左右の緊張している側に引っ張られていきます。

これによって婦人科系の組織に、様々な負荷がかかってしまいます。


女性の場合この構造的な問題に加わえ、骨盤自体が幅広で懐が深い故、骨盤内に内臓が下がってくる事により骨盤の内圧が上昇してしまい、それが大腿骨を余計に正常な位置から逸脱させることにつながります。

すると大腿骨の下側は外に向かって開き気味になり、その負担は膝にかかります。

手足の長い骨には「骨梁」という木目のような梁があり、それは応力に作用されやすいので容易に変形してしまいます。


これが膝の痛みやO脚の原因となってしまいます。


これは、骨盤、股関節、足首を正しいバランスに保つことで充分に予防可能です。
そしてある程度の変形ならば、早いうちに治療をすれば、元の良い状態に回復することもできます。

但し、関節が完全に変形してしまい、動きが制限されてくると、残念ながら容易なことでは元通りになりません。

そうなる前に、膝の負担を軽減するように心がけてください。




 


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