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みづほ整骨院
☆ 痛いところ。悪いところ。☆
痛いは悪い。これは体に痛みを持っている方には至極当たり前のことですよね。
でもちょっと待って下さい。では何故痛いのですか?
「悪いからだよ。」これも当たり前。そうです。我々は痛むから体にわるいところがあることを実感できるのです。ですから痛みは体のセンサーだと思ってください。痛いところイコール悪いところとだと全て思わないで下さい。
例えば腰が原因の坐骨神経痛。これなんか痛いところがふくらはぎにあってもふくらはぎにはなんにも悪いところはありません。背骨から神経が出てくる出口が詰まってしまって神経痛になることもあるのです。
また内蔵が疲れて起こる腰痛なんかもそうですよね。これなんかいくら背中がわを治療してもぜんぜん良くなりません。大切なことは痛みの原因をきちんと探すこと。
ですからこのように考えて下さい。
2.悪いところ。
3.悪くする原因のところ。
痛くなったとき病院で頂く痛み止めのお薬は1.の「痛いところ」に対してその痛みを感じなくさせてしまうだけの効果しかありません。勿論悪いところや、原因のところは治るわけはありません。
2.の「悪いところ。」に対して冷やしたり暖めたり、マッサージしたりすることも、例えばそれが怪我なんかでその痛むところに直接原因がある場合は有効かもしれませんが、原因もなく徐々に痛みが出てきたりした場合はあまり有効ではないかもしれません。
やはりきちんと治すためには3.の「悪くする原因のところ。」をちゃんと治療してあげないと、痛みがまた再発してしまうかもしれません。
勿論痛いところが悪くなってしまう場合も多々あります。そんなときはきちんとその場所も治してあげなければなりません。こういう場合、患者さんの訴えというものが非常に参考になりなす。皆さん、ちょっと思い浮かべてください。皆さんがどこか痛くて、それを誰かに伝えようとします。
さて、あなたならどうしますか?多くの場合、人は痛いところを擦ったり、触ったり、叩いたり、押したりして、痛む場所を相手に分かってもらおうとします。その動作を注意深く観察していると、その部分のどんな組織が、またその部分がどのように悪くなっているかと、様々なことを知ることができます。
これを「ボディーランゲージ」といいます。人間は痛むところをどうすれば痛みを除くことができるか、無意識のうちにしようとしているのです。それを見逃さずに、患者さんの無意識の望むように治療していけば、その痛みは取り除くことができます。
さて、次は本当の原因の探し方です。それではどうやって本当の原因の場所を探せば良いでしょうか?我々の治療を受けられたことのある方なら、ご経験があることと思いますが、よく我々は患者さんを立たせたり、ベッドに座らせたりして、患者さんの頭のてっぺんに我々の手のひらを乗せます。多くの患者さんは「なにをしてるのだろうか?」と訝しそうに思うようですが、信じられないことでしょうが、たったこれだけのことで、その患者様の身体の中にある沢山の情報が私の手の平に伝わるのです。
いいかえれば人間の身体は、一枚の大きな結合組織のなかに包まれた状態で存在しているといえるでしょう。
この組織は筋肉のように伸び縮みはしませんので、体のどこかでこの組織に傷や萎縮があると、身体の一番端である頭のところでもその引っ張られる感覚がわかるのです。これは身体の表面だけでなく、内臓や脳・脊髄の位置異常や制限も判ります。この表面から見ただけでは判らない悪いところが判別できればあとは、その患者さんに合わせた、より良い治療を施してあげればよいことです。
痛みは一番わかりやすい危険信号です。ただ、その痛みを引き起こす原因にも注意してください。私たちは様々なストレスと隣り合わせにいます。自分の気が付かないうちに身体に悪い影響をたくさん受けています。少しでもそのようなものを受けないよう、また出来る限り排除するようにしたいものですね。
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